空を眺めて思う事
昨日のこと。
眠りについた時間が遅かったけれど、4時過ぎに目が覚めてしまった。
私はエアコンを付けたまま寝るのが苦手なのでベランダ側の大きな窓を開け、扇風機をつけて寝ている。
寝入りのころは暑いので接触冷感の子どもサイズのブランケットをお腹にかけて。
ツルツルと滑りやすいので、朝方には何も掛けていない状態。。。
なので、明け方寒さで目が覚めたのだ。
『さぶ…』と、呟きながら東側の遮光カーテンを開けた。
『わ~……綺麗…』 思わず言葉が漏れた。 夜明け前の空があまりにも綺麗すぎて、枕元に置いていた水筒片手に空を眺めていた。
20年以上前。
子どもがまだ小さくて、下の子たちもまだ幼稚園に入る前。
そして、末っ子はまだ赤ちゃんだったり。
母が脳梗塞で介護が必要だったあの頃。
末っ子の授乳だったり、元夫のお弁当作りだったりで朝早く起きていたのに 空を見る事なんてほとんどなかったかもしれないな。
あの頃は本当に疲れてた。
それでも、今よりは遥かに若かったので体だけはなんとか元気に動いてた。
丈夫なのでめったに風邪もひかなっかたのは幸いだったと思う。
でも、若いだけですべてのことがいっぱいいっぱいで、余裕がなかったんだ。
下は見ていなっかたけど上も見てなかったなぁ。(笑)。
あの時空を見上げる余裕があったら虹をたくさん見れたと思う。
綺麗な夕焼けや、夜明けの空を見れたと思う。
母が亡くなって13年経ちましたが、そのころ私は離婚について真剣に考えていたころで。
元夫といるのが苦痛でしたしね。
離婚まで、別居と同居、そしてまた別居。
そんなことを3年も繰り返した時期もあった。
地獄のような日々だったなあ。(笑)。
この頃は、下向いてた。
空なんて、見たくもなかったし、見えたとしても心が死んでたから何とも思わなかったよ。
心の底から笑うなんてなかった。
その頃の自分を思うと、今はこんなに綺麗な空を眺めている。
そんな心に余裕がある生活がこんなにも幸せだなんてね。。。
金銭的には余裕はないけれど、心は豊かになった自分が愛おしい。
そして、綺麗なものを素直に綺麗と思えるようになったのが嬉しいし、幸せだ。。。
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